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2008年8月 7日 (木)

福島放送で幹部社員研修の講師をしてきました

 2008年7月14日、民報サロンを読んでくださった福島放送(テレビ朝日系地方テレビ局)の吉田幹則社長からお声がけをいただきまして、福島放送の幹部社員30名(社長以下役員、部長以上全員)を対象に、幹部研修の講師をしてきました。

 4月にお話をいただいて、それからいろいろどうしようか考えていたのですが、ただ黙って話をしてもおもしろくなかろうということで、午後1時から5時まで4時間の枠をとっていただき、30名にそれぞれ違う詩を朗読してもらって講評する、ということにしました。

 6月半ばに、詩を30編選んで、研修案内のメール(10506 Bytes)と一緒に福島放送の総務部へ送りました。

 選んだ詩は、下記のとおりです(詩集初版発行年順)。

 陀田勘助「一情景 大震災のあと」 『陀田勘助詩集』国文社、1963
 阪田寛夫「葉月」 詩集『わたしの動物園』牧羊社、1965
 那珂太郎「死 あるひは詩」 詩集『音楽』思潮社、1965
 逸見猶吉「ベエリング」 『定本 逸見猶吉詩集』思潮社、1966
 宗左近「島をまわる海」 詩集『炎える母』彌生書房、1968
 北村太郎「問題は何ひとつ…」 詩集『冬の当直』思潮社、1972
 菅原克己「野」 『定本 菅原克己詩集』永井出版企画、1979
 松下育男「顔」 詩集『肴』紫陽社、1979
 阿部恭久「すこし、あきた」 詩集『田のもの』風媒社、1981
 藤井貞和「パンダ来るな」 詩集『ラブホテルの大家族』書肆山田、1981
 衣更着信「老人」 詩集『孤独な泳ぎ手』書肆季節社、1983
 山本哲也「草色のつなぎを着た男」 詩集『静かな家』七月堂、1985
 荒川洋治「城崎」 詩集『ヒロイン』花神社、1986
 高階杞一「明日は天気」 詩集『キリンの洗濯』あざみ書房、1989
 朝吹亮二「[よるべな]」 詩集『明るい箱』思潮社、1994
 大木実「いのちの火」 詩集『駅の夕日』思潮社、1994
 水野るり子「ものたちと」 詩集『はしばみ色の目のいもうと』現代企画室、1999
 江代充「岸の語り」 詩集『梢にて』書肆山田、2000
 池澤夏樹「波かぞえ」 詩集『この世界のぜんぶ』中央公論新社、2001
 茂本和宏「ゆっくりときれいな朝が……。」 詩集『冬のプール』思潮社、2002
 布村浩一「場所」 詩集『大きな窓』詩学社、2002
 大橋政人「あぶない、あぶない」 詩集『秋の授業』詩学社、2004
 辻征夫「棒論」 『辻征夫詩集 みずはつめたい』理論社、2004
 清水哲男「落日」 詩集『黄燐と投げ縄』書肆山田、2005
 井川博年「日暮れの町で」 詩集『幸福 KOFUKU』思潮社、2006
 浜田優「(幼稚園 PM4:32)」 詩集『ある街の観察』思潮社、2006
 岩佐なを「飯に箸を立てる」 詩集『しましまの』思潮社、2007
 金井雄二「ぼくのゆるやかな時」 詩集『にぎる。』思潮社、2007
 岸田将幸「初めての橋」 詩集『丘の陰に取り残された馬の群れ』ふらんす堂、2007
 須藤洋平「午睡の夢」 詩集『みちのく鉄砲店』青土社、2007

 当日は、開始に先立ってアンケート用紙(4931 Bytes)を配付してもらいました。

 これに10分間で記入してもらい、別室で控えている私のところへ届けられたときが研修の始まりでした。

 要するに、「社長命による宿題をしてこない人を選別する」のが目的だったわけです(笑)。案の定、30名中、9名が30回未満の音読回数でしたので、その9名には吉田社長と一緒に別室へ出てもらって、残った20名に向けて、こういう話(9432 Bytes)をしました(これは私が話した内容を、その場でメモした20名のノートを集めて、総務部長が再構成したものです)。

 で、それからいよいよ一人ずつの朗読の始まり。途中、別室に行っていた社長以下10名が合流し(社長から相当なお目玉をくったそうです)、30番目の朗読終了が、約束の5時でした。

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