対放射能戦、ちょっといい話
2月15日、市議会議員に、2月10日の酒席の約束を果たすべく、市長宅はじめ多くの方々に送り続けてきた放射能関係の資料や手紙のダイジェスト版を作って、お渡ししました。
2月17日の昼休み、前触れもなくその市議が弊社を訪れ、「資料、全部読みました。社長の思いにどこまで応えられるかわかりませんが、市議会としてはこのようなことを今後進めていきます」と、自らワープロで打った「今後市が取り組むべき事項の考え方」と題した紙を渡してくださいました!
はや~、ありがたや。私は嬉しかったけれど、更に追い打ちをかけて(笑)、そこに書いてあることがらに、あと一つ、市内で販売する食物のすべてに、店頭におけるベクレル表示を義務づけるべきである、と加えて欲しいと返したのでした。
失礼だったかもしれませんが(←そうだろうなあ)、子どもの内部被曝を避けるためには、食物を「基準値以内」で十把一絡げにまとめて平均化してはいけないし、むしろ、どの畑はNDだから問題はなく(今後手助けする必要はない)、どの畑ではこのくらい検出されたから市としてどのように協力すればいいかがはっきりわかるのだ、と続けて話しました。
市議、難しい顔をなさってましたが、日本のすべての行政単位の中で最もきつい給食の基準値を発表した須賀川市なのですから、食物の店頭におけるベクレル表示も先陣を切って行って貰いたいと思います。
でも、本来の市議会の役割は、市長や市政、そしてお金の使い道についてのチェッカーですから、その市議が、対放射能戦に関しては、市長と一緒に歩んでくださることがはっきり見えたので、ほっとしました。
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