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2012年3月12日 (月)

震災から1年経ちました

 震災から1年経ちました。

 我が須賀川市においては、おそらく震災で壊れた建物・道路等の復旧は、少なくとも今後いつの段階で着手するかが決まったという意味において、だいたいの目処がたったように感じています。

 本来なら力強く復興を叫びたいところですが、放射能がある限りにおいて、そう簡単にはいかないのが寂しいですね。その寂しさを胸に抱いて、こどもたちのためにあえて笑ってみせるのが大人というものだと私は思います。

 市の英断によって、除染活動が具体化しはじめたのは、大変喜ばしいと思います。除染しても、はでなホットスポット以外にはそう簡単に目に見えるようには数値が下がらないと予想しますが、それでもくじけず(!)、えんえんと続けることにこそ、意味があります。すぐに効果が出ないことなど「想定内」であると腹をくくって、こつこつと、繰り返し続けていきましょう。

 また、こちらも市の英断によって、学校給食の安全化がはかられました。これだけでもパワーのいる仕事ですけれど、よく考えればこの仕事は業者が行うものであって、先生方や親御さんが汗を流すわけではありません。こうした直接こどもたちを保護教育する立場にいる人々が今後とりくまなければいけないのは、放射線の影響に関する勉強に加え、学校給食以外の飲食物からの内部被曝量をどのように下げるかという具体的な行動です。

 市は(社)須賀川医師会と共催で3月28日に佐藤和子氏による講演会「内部被曝と食生活」を文化センター大ホールで開催するそうですが、おそらく佐藤氏はかなり具体的なお話をなさるでしょう。もちろん私も聞きに行きますが、重要なのは、聞いた人がその具体的な話を実践すること、また、聞きに来られなかった方にもそのエッセンスを伝授することです。ただ話を聞くのではなく、市としてそこで話されたことを市民に実行してもらえるよう、学校等でもその話を繰り返したり、料理教室を開いたりして、続けていく手助けをすべきです。

 その延長で、今後の市に望む一番大事な対策は、「市内で販売される飲食物全商品の店頭でのベクレル表示」に他なりません。機材の有無を云々するべきときではありません。いくらお金を投じようとも、この課題に対して取り組まなければ、近未来(こどもが病気になった時点)において必ず悔やむときが来ます!

 こういうことを考え続けていたら、絶対に疲れますので(笑)、私も何とかその疲労から解放されたいといろいろ探し、実践してきましたが、今のところ、バランスセラピーUniv.の提唱するホメオストレッチが、「いの一番に有効」であると思っています(その後で、各種各人の好みに従って施術を受けるとよく効きます)。家内はこの施術資格をとるべくすでに丸一年勉強を続けていますが、人様に施せるようになるにはまだ半年以上必要とのこと。

 弊社では家内の先生方の協力を得て、実験的に12月末と2月上旬にボランティアで施術をお願いしましたが、何せ120人も社員がいるので、一人ずつきちんと1時間行おうとしたら膨大な時間がかかります。現在、校長と方法を模索していますが、おそらく年度かわって4月からは毎週二人、施術のできる先生をお招きして、全社員に繰り返し施していくことになるでしょう。

Mezameno


 このプリントは、一人でできるリラクセーションのやり方を、私が知る限り(笑)最もわかりやすく図解したものです。もちろん半年以上前から私も行っております。だまされたと思って挑戦してみてください。かなり身体が若返ります(笑)。

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