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2021年7月 6日 (火)

詩と芸術と思想の可能性を探究する雑誌『みらいらん』にエッセイが掲載されました

Milyren8 2021年の正月明けに、洪水企画代表の池田康氏から、氏が編集する雑誌『みらいらん』第8号に原稿を頼まれました。

 夏に出す「みらいらん」8号で「嶋岡晨特集」を計画しております。/嶋岡氏の詩集をたくさん集めておられるというお話をかつてお聞きしたことを思い出して、お手紙を差し上げる次第です。/もしよろしければご執筆いただければありがたく存じます。/嶋岡晨詩の詩業についての論考やエッセイで、分量は2ページ分(2200字=25字×90行)、締め切りは4月末日です。

 洪水企画はかつて『洪水』という詩と音楽のための雑誌を出していて、私も3回(9号10号11号)寄稿したことがありましたが、同誌は2017年で終刊し、翌2018年から装いも新たに、詩と芸術と思想の可能性を探究する雑誌『みらいらん』として発刊しています。

 池田氏に覚えていただいていたとおり、私は嶋岡晨氏の詩集をすべて蒐集しています。しかし、困ったことに、全冊福島県須賀川市の工場の社長室に置いていたのです。コロナ禍で、自宅のある東京から福島の会社へは2020年春から一度も行っていません。

 原稿を引き受けるにしても、その詩集全冊を前にすることなしには何を書こうか困ってしまい、しばらくもんもんとしておりました。

Img_0982  2月13日、福島県を震度6弱の地震が襲いました。10年前の東日本大震災の6強に比べれば被害は小さかったのですが、工場は壁のひび割れや天井の落下や舗装の地割れ等、損害を被りました。さっそく現地の社員を中心に、地元の建設会社等に協力を仰いで被害状況を調査してもらったのですが、修理費が約3,000万円かかりそうだとのこと。工事を始める前にどうしても一度社長に被害状況を視察しておいてもらいたい、と要請されたので、コロナ禍ではありましたが、大震災からちょうど10年後の3月11日に、1時間半だけと決めて、福島の工場敷地内に足を踏み入れました。無事に視察を終え、修理費の見積書を確認し、そして、工場を退出する前に一瞬社長室へ入って嶋岡詩集だけを抜き取って車に載せました。

20210213  なお、社長室4面の本棚は無事でしたが、平積みにしておいた本やCDやDVDは地震で見事に散乱し、カオス状態になっておりました。後日、社員の一人が手を挙げてくれましたので、散乱した本や詩誌約1,500冊を順不同で箱に詰めて、東京本社へ10回以上に分けて定期便トラックで送ってもらいました。東京本社にこの春にしつらえた社長室に新しい本棚を4本入れ、そこへ整理して並べましたが、終わるまで丸2か月かかりました(笑)。ちなみにCDやDVDは箱には詰めてもらったものの、未だに福島の社長室に置いてあります。

 持ち帰った嶋岡詩集を前にして、思いついたのは、すべての嶋岡詩集を写真入りで紹介することでした。さっそく池田氏にそのアイデアを打診してみたところ、ページ数の関係で却下されてしまいました。

 で、いろいろ考えて、4月末の締め切りぎりぎりに思いついたのが、今回のエッセイとなりました。

 掲載誌は2021年6月30日付で発売されましたので、該当箇所をPDFファイルで紹介します。ご興味のある方はダウンロードして読んでみてください。
http://tatsutoshi.my.coocan.jp/20210706.pdf

 『みらいらん』第8号、絶賛発売中です。どうぞお求めあれ。

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